今回は襄陽(ヤンヤン)のムルチ海水浴場からすぐの小さなホテルを予約しました。
襄陽バスターミナルからは車で10分ほどで、束草へのアクセスもすぐの割と便利な場所です!
江原道らしい青い海...
といったイメージとは少し違う雰囲気の、正直少し地味なエリアではありますw
そして襄陽といえばサーフィンが有名だけど、基本どこも波はそこまで大きい訳ではなく全体的に初心者向けの感じがします。
このムルチ海水浴場も一応近くにサーフショップはあるけれど、波が全くありませんでした( ˘ᾥ˘ )
この辺はサーフィンよりもキャンプをしている人が多かった印象。
元々キャンプにあまり興味はなかったけれど、実際見たら楽しそうだったな~!
海水浴場のすぐ横には港もあります。
加山雄三の音楽がよく似合いそうなとても渋い港。
割と大きな회센터(刺身センター)もあり、ここで海を見ながら食事もできます!
私たちは朝ごはんに、このムルチ港近くにあるこちらの食堂に入ってみました。
田舎の食堂らしい雰囲気が落ち着きます。
束草・襄陽の名物で물곰탕(ムルコムタン)、または別名で곰치국(コムチクッ)というスープ料理があるのですが、このお店もメインはコムチクッになるようです。
ちなみにコムチとは、直訳すると...
そう、ウツボなのです。ヒーッ!!!
…と思ったら、実際入っているのはまた別の꼼치(ッコムチ)という魚で、日本だとクサウオと呼ぶ深海魚になるみたいです。
ちょっとホッ。
こちらの食堂のメニューにはご丁寧に日本語表記もあったのですが、コムチクッはそのまま『ウツボスープ』と訳されていましたw
知らない日本人が見たらかなりビビるだろうなぁ。
他のメニューはふぐちり、スケトウダラチゲ、ハタハタチゲがあります。
しかしこの日は食材が入ってこなかったようで「ハタハタチゲしか出来ない」と言われ、ハタハタチゲの小(W20,000)を注文しました。
このエリアはハタハタも名物らしく、丁度食べたかった所なのでむしろ都合良かった!
ちなみにハタハタは韓国語で도루묵(トルムッ)と言います。
パンチャンはこんな感じで、
ハタハタチゲも同時に出てきました。
このままテーブルですこ~し煮込みます。
中には立派なハタハタが5匹入ってました。
煮込んだハタハタって初めて食べるかも。
もちろん卵もたっぷり!
このチゲ、ハタハタはもちろんとにかく良い出汁の出たスープが死ぬほど美味しい...
スープ自体は丁度良い辛さだけど、ネギに扮した青唐辛子トラップがあるので注意ですw
フラッと入ってみた食堂だったけど、完全なる当たりご飯でした。
ただハタハタの卵は煮込むと固さが増しているような気がして、ちょっと好き嫌いが分かれる食感かもしれません。
いや~~でも本当に美味しかった!
ちょっと朝から食べすぎたな(´へωへ`;)
そしてこのお店の駐車場にラーメンとジャージャー麺の自販機があって衝撃でした。
気になるけど食べる勇気はないかも...w
今回ムルコムタン(コムチクッ)は食べずに終わりましたが、またもし次に江原道に来る事があったらチャレンジしてみようと思います!
해오름식당 / ヘオルム食堂
住所
강원 양양군 강현면 물치리 21-7
江原道 襄陽郡 降峴面 沕淄里 21-7